司法支援センター(民事関連)
Author: JackDaniel | Posted: 06/05/26 12:22
Category: columns | Edit | [B]
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民事法律扶助協会の事務を受け継ぐ扶助センターの業務は(職員のほとんどと共に)東京においては四谷に移される。弁護士会からも職員は出向するようである。
それはともかく・・・
現在でも扶助事件は受けません,という先生は多い。報酬が安いからだ(普通に受任したときの半分以下の着手金,報酬)。
とはいえ,私のように個人の事件を積極的に受任する弁護士を選択した場合,資力がないという依頼者は多く,扶助事件として受任せざるを得ないことも多い。
その場合,一度扶助協会で立て替えて弁護士に支払(一部は扶助協会へ寄付),依頼者は分割で扶助協会へ返して行くことになる(月に1万とか,5000円とかのレベルであるが)。
この,資力のない人に弁護士費用を貸し付ける業務を四谷でやるということになるようである。
今後,司法支援センターがどうなるのか分からないが,ぜひとも着手金,報酬をもう少し多めに支払うようにしていただきたいなぁと思っている。
ちなみに,余談であるが,この扶助協会には(金額はここでは伏せておくが,)かなりな資産があるらしい。みんな結構きちんと返してくれている。
従って,その資産を司法支援センターはまるまる欲しいという話しがでているとのこと(その筋によれば折衝中らしい)
しかし,扶助協会の資産は弁護士が自分で寄付したり,犯罪加害者を説得して贖罪寄付という形で寄付させたりした弁護士の努力による基金なのであるから,国が横取りするのはいかがなものかと思う。
弁護士会に全部とは言わずもなるべく多く残して,弁護士の考える公的活動に基金を使っていくべきだろう。他方で,国はきちんと税金を投入して,国の施策としての司法支援センター活動の費用を支払っていくべきである。